いま必要なアジャイル開発『アジャイル検定レベル2開発チームメンバー試験』 2019年6月7日(金曜日)全国でスタート

更新日:2019/05/22

ニュースリリース
2019年5月23日

アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験コンソーシアム
いま必要なアジャイル開発
『アジャイル検定レベル2開発チームメンバー試験』
2019年6月7日(金曜日)全国でスタート

アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験コンソーシアム(以下、アジャイル検定コンソーシアムと言います。)は、アジャイル開発チームのメンバーのための「アジャイル検定レベル2開発チームメンバー試験」の予約を開始しました。

アジャイル開発のスキルを客観的尺度で分析・判定するのが、アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験です。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)から今月発表されたように、変化が激しく、物事の予測がたてにくい複雑・不確実なSociety5.0時代においては、アジャイル開発の必要性が高まっています。

https://www.ipa.go.jp/files/000073019.pdf

2018年7月から全国で受験できるようになった「レベル1試験」は、約1,000名の方が受験していますが、より高度なスキルを持つ方のために、2019年6月7日(金)より、いよいよ「レベル2開発チームメンバー試験」がスタートします。

レベル1試験の詳細 >> https://agilecert.org/test/requirements/

「アジャイル検定レベル2開発チームメンバー試験」は、開発チームのメンバーがプロジェクトに入る前に必要とされる実践的な内容になります。

出題内容(レベル2開発チームメンバー試験)

モデリング
  • オブジェクト指向設計:継承、インターフェース、ポリモーフィズム、疎結合、Dependency Injection
コーディング
  • コーディングルール:ツールによる確認(checkstyle)
  • ペアプログラミング
  • リーダビリティ(コードの読みやすさ)
  • テストコード(Mock、Testing frameworkなど)
  • 静的解析ツール(SonarQube)ドキュメンテーション
構成管理
  • チーム開発:SCM(ソースの変更管理システム)、分散型(git)、 集中型(Subversion、CVS 等)
  • ブランチ戦略:ブランチとマージ、レビュー・受入(プルリクエスト)
  • コンテナ技術
テスト
  • TDD:Junit(モックを使ったテスト、テスト結果レポートの見方、網羅率C0,C1,C2)
  • 品質管理のためのテスト(パフォーマンステスト、結合テスト、総合テスト・システムテスト)
  • ユーザー受入テスト、ブラックボックステスト、ホワイトボックステスト
常時結合
  • 自動化の導入:何時動かして結果から何を読み取るか、自動化の導入効果、何を自動化するか(ビルド⇒テスト⇒デプロイ等)
  • 何のため、誰のために、常時結合(CI)をおこなうのか
デザインパターン
  • デザインパターンを使うことのメリット
  • ロバート・C.マーチン「アジャイルソフトウェア開発の奥義」(アジャイルな設計、単一責務、Open/Closedの法則)、GoFのデザインパターン、DI(Dependency Injection)
  • オブジェクト指向開発の考え方(継承、カプセル化、ポリモーフィズムなど)
  • デザインパターンを使うことのメリット(各パターンの利用法、メリット)
  • システムアーキテクチャ設計(拡張性、保守性)
  • UML(Unified Modeling Language)
リファクタリング
  • マーティン・ファウラー「リファクタリング」(コードの不吉な匂い等)
  • オブジェクト指向設計原則(Principles Of Object Oriented Design)
チームのスキル
  • スプリント計画
  • 自己組織化されたチーム:メンバーの行動規範(コミュニケーション、自立と協調)
  • レトロスペクティブ(振り返り)

試験時間および出題形式(レベル2開発チームメンバー試験)

試験名称

アジャイル検定レベル2開発チームメンバー試験

試験時間

60分 (守秘義務契約およびアンケートは別)

受験資格

アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に合格していること
※まだアジャイルソフトウェア開発技術者検定試験Lv.1に合格されていない場合、Lv.1とLv.2両方に合格された後に、Lv.2合格証明書が発行されます。

出題形式

多肢選択式 (四肢択一)40問

出題内容

「出題範囲」を参照してください。

評価方法

65%以上合格

受験料

試験種類

アジャイル検定レベル2開発チームメンバー試験

受験料

15,000円(税別)

学習参考資料など >> https://agilecert.org/test/edu/

申込みサイト >> http://it.prometric-jp.com/testlist/agile/index.html

レベル2試験開始キャンペーン第一弾について

特設サイトから、レベル1試験に10名以上で受験申込みをされた先着10社様に、『アジャイル検定 公式テキスト』10冊、または「レベル2開発チームメンバー試験」受験チケット1名分をプレゼントします。

※『アジャイル検定 公式テキスト』リックテレコム発行(136ページ)1,800円(税別)
※ 限定10社、『アジャイル検定 公式テキスト』は限定100冊

キャンペーンサイト>>https://agilecert.org/news/l2campaign201905/

申込みサイト >> https://forms.gle/Y2rUDRBYF9AnjGjM6

申込期限:2019年7月5日(金)17:00まで

アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験コンソーシアムについて

・ホームページ:https://agilecert.org/
・設立年月日: 2014年12月11日
・所在地:東京都渋谷区代々木1-55-2 大和ビル5階(株式会社サートプロ内)

・設立趣意:
アジャイル開発技術者の育成、技術者スキルの証明として、アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験の本格運用を行っていきます。アジャイル開発に精通するソフトウエアベンダー企業やSIerなど、コンソーシアムの趣旨に賛同頂ける企業への参加を呼び掛け、検定運営の維持・普及を目指します。

代表 長瀬 嘉秀 (株式会社テクノロジックアート 代表取締役)

会員

  • 関電システムソリューションズ
  • 株式会社株式会社戦略スタッフ・サービス
  • 株式会社テクノロジックアート
  • 東京海上日動システムズ株式会社
  • 株式会社日立製作所
  • 株式会社電算システム
  • 株式会社パソナテックシステムズ
  • 株式会社トランスコスモス
  • コベルコシステム株式会社
  • クリエーションライン株式会社
  • 住友電工情報システム株式会社
  • システムズ・デザイン株式会社
  • 日本システム開発株式会社
  • 株式会社コンピュータ アンド コンサルティング
  • 特定非営利活動法人ITコーディネータ広島
  • 株式会社ブロードリーフ
  • 株式会社ワイイーシーソリューションズ
  • 株式会社クリエーション・ビュー
  • PMアソシエイツ株式会社
  • 株式会社沖縄ソフトウェアセンター
  • 株式会社ファーストシステムコンサルティング
  • 株式会社アイテック
  • ET教育フォーラム合同会社
  • 株式会社ティー・シー・エス
  • 株式会社トップゲート
  • 株式会社クレスコ
  • 株式会社レコチョク
  • ソフトバンク株式会社
  • ソフィアメディクス株式会社
  • 株式会社リックテレコム
  • 株式会社トップスタジオ
  • 株式会社アドヴァンスト・ソフト・エンジニアリング
  • ブラザー工業株式会社
  • IINA株式会社
  • ウヤマドットコーヒー
  • 株式会社システムツー・ワン
  • アサヒビジネスソリューションズ株式会社
  • 合同会社コンサランス
  • 株式会社アークテック
  • グラビティ株式会社
  • YUVASUN GRAVITY ENTERPRISE
  • 未来創造株式会社

(順不同)

<取材およびこのプレスリリースに関するお問い合わせ先>
■アジャイルソフトウェア開発技術者検定試験コンソーシアム検定運営事務局
  TEL:03-6276-1168
(株)サートプロ代表電話 「コンソーシアム」へとお申し付け下さい。

メールアドレス:agile@certpro.jp

*記載されている社名、団体名および製品名は、各社、各団体の商標または登録商標の場合があります。